
パーソナルトレーニングやダイエットに関する本の紹介
パーソナルトレーニングをする上で私が読んできた本の中でもためになった本を紹介していきます。過去に読んだ本はもっと大量にありますがより為になったと思う一部の本を紹介していきます。
カラダの動きの原理を知ると!
パーソナルトレーニングで一番重要なのはお客様に怪我をさせないことです。怪我をさせてしまうパーソナルトレーニングではダメです。なぜかと言うとクライアントは今の自分より体型や、体重を良くしたいと思ってパーソナルジムにきてくれています。それなのにカラダを悪くするなんて最悪だと思っています。
「ファンクショナルトレーニング」は人間の動きの基本を伝えてくれる良書になります。
触診を知る!
お勧めする本では骨、関節、筋肉の触り方を知ることができます。
パーソナルトレーニングで確実に結果を出すには筋肉や骨を性格に触ることが重要になってきます。なぜならどの筋肉や骨が原因で美ボディになれないのか、何が原因で痩せないのかの仮設を立てるためです。
例えば、クビレがなかなか出ない人の原因が
- 肋骨
- 腹斜筋
- 背骨
によって行うパーソナルトレーニングが違ってきます。どこが原因でお客様のカラダに何が起こっているのかを性格に知るために触診の技術が重要です。
・運動療法のための機能解剖学的触診技術 上肢
・運動療法のための 機能解剖学的触診技術 下肢・体幹
・ID触診術
・骨格筋の形と触察法
解剖学は必須!
解剖学って聞き慣れない用語ですよね?でも内容を聞いたらわかります。筋肉や血管、神経、骨がどこのどのように存在しているのかを確認する学問です。プロメテウスでは細かくてキレイな絵で骨や筋肉を解説いてくれているのでとってもわかりやすい良書です。アイパッドなどにインストールして持ち歩いている人も多いですね(本がでかくて重いから)
- 筋肉
- 骨
- 関節
- 靭帯
- 血管
- 神経
プロメテウスの解剖学で知れるのはこのような基本でめんどくさいけれど必ず必要な知識です。
正確なトレーニングフォームを知る
- スクワット
- プレス(押す種目)
- デットリフト
- ベンチプレス
- パワークリーン
- 補助筋群のトレーニング
などを知ることができるのがスターティングストレングスや目で見る筋力トレーニングです。パーソナルトレーニングの初心に帰ってフォームの重要さ、わかりやすい説明に立ち返るときに重宝する本です。
・スターティングストレングス
・目でみる筋力トレーニングの解剖学―ひと目でわかる強化部位と筋名
機能解剖学は必須
解剖学と機能解剖学の違いは動いている時を想定しているのが機能解剖学、止まっている体を観察しているのが解剖学です。
この本で得られるのは
- 動作の中での筋肉の動き
- 動作の中での関節の動き
- 筋肉の連動
解剖学って止まった状態の人間の体を観察する学問ですが、筋骨格系のキネシオロジーは動きの中で筋肉や関節がどのように連動しているのかを理解できる本です。
・筋骨格系のキネシオロジー 原著第3版
・カパンジー機能解剖学 全3巻
バイオメカニクスは必須
バイオメカニクスは必須だけれども必須ではありません。人間の体は柔軟だからです。バイオメカニクスはカラダが硬いもの(剛体)としての学問です。
例えば脊中は毎回違う動きをします、人によって十人十色の動きをします。逆に鉄の棒は毎回同じ直線運動をします。同じ環境条件で鉄の棒を倒すと毎回同じように倒れます。
しかし人間の脊中はどうでしょう。毎回同じ環境でやっても、同じ動きは一回も起こることはありません。似たような動きがあっても全く同じにはならないのです。
なぜかと言うと人間の動きは剛体ではないからです。人間の体を剛体として扱うバイオメカニクスは参考程度にしておくのがいいと思います。
この本で知れるのは
- 力の伝わり方
- てこの力
- 力の発揮のされかた
パーソナルトレーニングに怪我の知識は必須!
怪我のことを知るには最適な一冊。整形外科学なので骨折や手術のことまで深く理解できる一冊。ここまで深い知識は必要ないけれども知っておいて損はないです。
例えば神経障害やダンベルを落としたときによく起こる骨折などを知っていると知っていないではお客様の予後にも関わります。使わなくて良い知識で住むことが一番いいことですが、万が一に備えてしっかりした知識を持っておくことが重要です。
動きの本質を知ることは必須
なぜしゃがむ事ができないのか?なぜ足首が硬いのか、なぜ肩が上がらないのかを体系的に学べる本です。予備知識が無いと難しい本ですが読む価値はあります。原因がわかることでお客様の問題を解決できる価値あるパーソナルトレーニングを提供することができます。
知らず知らずのうちにクライアントに怪我をさせてしまっているパーソナルトレーニングを見かけたことがあります。器質的な問題もありますが、多くの怪我は防ぐことができます。何で怪我を防ぐのかと言うと「知識」です。
この本で動きの本質を知ることでクライアントの怪我は大幅に減らすことができるでしょう。
・アスレティックボディ•イン•バランス
・ムーブメントーファンクショナルムーブメントシステム
コアトレ
体幹の筋肉をうまく使えるようになるエクササイズを知ることができます。コアトレとは体幹の筋肉を鍛えることだけが目的ではありません。
日常生活や運動時に体幹の筋肉を「上手く使える」ようになることゴールです。決してプランクが3分できてもコアトレの本質とはかけ離れているのです。コアトレの本質を知ることでパーソナルトレーニングの質がグッとあがります。
歩行の分析ができるようになります
生きているのであれば歩くことはやめられません。歩行がすべてを語ると言っても過言ではありません。Aの歩き方であれば腰が痛くなったり、Bの歩き方であれば足が太くなったり、はたまたCの歩き方であればふくらはぎが太くなったりします。
ですので歩行のときのカラダの使い方の癖を見極めるには必ず必要な知識です。難解ですが読む価値は必ずあります。
ストレッチングの基本を知る
ストレッチはパーソナルトレーニングを行う上で必須です。どんな筋肉でもストレッチをうまくかけることで痛みがなくなることもあります。ですのでご自身の腰痛や肩こりを改善させるためにストレッチングを覚えると良いかも知れません。
・IDストレッチング
・アクティブIDストレッチング
・ストレッチングの科学
専門的なトレーニング知識の基礎はコレですべて網羅できる!
パーソナルトレーニングに活かすも良し!スポーツの現場で活かすも良し!とにかく運動に関する基礎から応用まですべてを網羅的に学べる良書です。パーソナルトレーニングを自分の職業にしたい。もしくはトレーニングにハマってきたからもう少し専門的なことを知りたいと思った方におすすめの本です。
・トレーニング指導者テキスト 実践編 改訂版
・トレーニング指導者テキスト 理論編 改訂版
・トレーニング指導者テキスト 実技編
・ストレングストレーニング&コンディショニング[第4版]
パーソナルトレーニングに関する本の紹介(専門編)まとめ
パーソナルトレーニングを行うに当たっての注意点はたくさんありすぎて書ききれません。一枚の紙を頭の上から落とした場合どこに落ちるのかを予測することは不可能です。パーソナルトレーニングも同じで、まるっきり同じカラダや正確、細胞の人間は存在していません。それだけ高い技術と知識レベルが必要とされる高度専門職のパーソナルトレーナーがこれからもっと育っていくように願っています。